第四話:食文化概論3

舞香「食文化概論3やて」

祐菜「はあ……それが一体何ですか?」

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舞香「3やで! 3いうたらドラクエ3 そして伝説へ…やろ!」

祐菜「知らないですよお! 確かにドラクエは好きですけど、ファイナルファンタジーかもしれないじゃないですか。――ってか、全然勉強と関係ないですよっ、舞香さん!」

舞香「すまんすまん。アレやねん。ぶっちゃけそろそろ飽きた……」

祐菜「ぶっちゃけ過ぎですって! とりあえずこの一回だけでも、気合い入れてくださいよぉ……!」

舞香「ほな、いくでっ! 参考書によると、日本の時代における食文化の変化とか書いてあるんやけどね……」

祐菜「書いてありますね。一緒の参考書ですからね」

舞香「ここは飛ばす。この部分は祐菜ちんが、自主的に読んどいてや」

祐菜(ええ~っ……!)

舞香「――というわけで、うちが要点まとめするのは……代表的な日本料理の様式をやっていくつもりやねん」

祐菜「精進料理とか懐石料理とかのアレですか?」

舞香「そや、アレやねん。代表的な様式は六種類。精進料理、本膳料理、懐石料理、普茶料理、卓袱料理、会席料理の六種類やね」

祐菜「また暗記ですね……」

舞香「ジャンルを問わず、こういったものはすべからく暗記やねん」

祐菜「えーいっ、どんどん行くよーっ!」

舞香「じゃあサクッといくで! ――六種類の様式は下記の通りや!」

祐菜「自分で言わないんかーい!」


~代表的な日本料理の様式~

精進料理 禅宗の教えに従い、肉食、魚介類(生ぐさ物)を使わず豆腐や野菜など(植物性食品)のみで作られる。仏事の料理。

本膳料理 武士の儀式食として発達し、日本料理の基本形式として定着。式三献(酒の礼式)饗の膳(本膳、二の膳、三の膳)からなる。献立は一汁三菜や二汁七菜など幅広い。簡略化したものを袱紗料理ともいう。

懐石料理 茶道の完成と共に誕生。一汁三菜が基本。抹茶の美味しさを引き立てる為の軽食で茶懐石とも呼ばれる。

普茶料理 中国の僧侶である隠元が京都に伝えた中国風の精進料理。二汁六菜が基本。肉類、魚介類は使わず、野菜中心の料理。食物油と葛(くず)を使う。

卓袱料理 江戸時代に長崎に入ってきた唐風の料理が日本風に変わったもの。大皿で供されるコース料理。

会席料理 庶民向けの気軽な酒宴料理。江戸時代に、俳句の席でふるまわれる料理や茶懐石風の料理を元に発達した。現在も宴会の席などで用いられる。


舞香「――ってな感じやね」

祐菜「ううー……何かめちゃくちゃめんどい感じですね」

舞香「せやね、めんどいな」

舞香「みんな大好きであろう肉やけど、肉って明治時代の文明開化まで食べられなかったのは知っとる?」

祐菜「何か宗教のタブーみたいですね。肉食べられないって、若人(わこうど)にはつらすぎますよ!」

舞香「そりゃそうや。でも時代の流れには逆らえんからなあ……。そんでや、肉料理の解禁と共に、西洋食文化なんかが日本に入ってきて、富裕層を中心に食生活が激変したみたいやな」

祐菜「日本人でおなじみのちゃぶ台なんかは、大正時代に普及したみたいですよね。何か昭和時代なイメージですけど」

舞香「まあ、昭和時代は長いからなあ……。あ、西洋料理店が開業するようになって、明治時代の三大洋食カツレツ、コロッケ、カレーライスが、一般層の口にも入るようになったわけや。この頃、外食産業も盛んになって、西洋料理店だけじゃなく中国料理店も誕生してきたわけやね」

祐菜「じゅる……。カツレツ、コロッケ、カレーライス……」

舞香「せやけど祐菜ちん!」

祐菜「は、はい!」

舞香「明治、大正ときたら次は何や?」

祐菜「えっと……昭和ですか?」

舞香「昭和には何がある?」

祐菜「な、何ですか?」

舞香「戦争や」

祐菜「うう……戦争ですか……」

舞香「せっかく豊かな食生活ができるようになったいうのに、戦争やってしもうたから一気に貧しくなってしもうたんや」

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祐菜「ユナだったら空腹で死んでいるかも……」

舞香「平和な時代に感謝せなあかんね。――1939年には米国配給制度が実施されたんや。学校とかである程度は習っとるはずやねんな」

祐菜「う、うっすらと覚えております……」

舞香「以下はそんな配給制度の年まとめや」


1947年 アメリカからの救援小麦やユニセフからのミルクを使い、学校給食が再開。

1950年代 経済の回復と共に食料事情が改善。1955年には自動炊飯器、1958年には即席ラーメンが発売された。

1965年 食卓に革命をもたらした2ドア冷凍冷蔵庫と家庭用電子レンジが発売。

1970年代 大阪万博を機に食の国際化が広まり、ファストフードやファミリーレストランなどの外食産業が出現した。


祐菜「今ではあって当たり前のものが書いてありますね」

舞香「せやね。特に1947年の学校給食は本当に重要な事やね」

祐菜「そうですね。ユナなんか、今でも給食のお世話になってますし」

舞香「ええなあ、給食。うちも久々に食べたい……」

祐菜「舞香さんなら、忍び込んで給食食べられるんじゃないですか?」

舞香「アホ! 今時の学校が部外者に対してそんなにユルいわけないやろ」

祐菜「え、ユナの通っている学校はユルいですよ?」

舞香「祐菜ちん、中学生やろ。うちは小学生には見えても、中学生には見えんわ。――さあて、気を取り直して、本記事最後のお勉強といこか」

祐菜「はい!」

舞香「次のテーマは、郷土料理や! 郷土料理とは、自然風土や歴史などの影響を受けて時代と共に形成され、その中で現在まで継承されてきた地域の料理の事なんよ」

祐菜「草加煎餅みたいなものですか?」

舞香「まあ……そんなところやね。郷土料理に関しても問題は出るみたいやけど、それこそ全部覚えるのなんて至難の業やねん。以下にまとめるのは参考書に記載されている郷土料理だけやで!」


北海道=ルイベ、石狩鍋、ジンギスカン鍋

岩手=んこそば

秋田=きりたんぽ、しょっつる

栃木=しもつかれ

岩手・宮城=ずんだ

山梨=ほうとう

東京=深川飯

滋賀=ふな寿司

長野=五平もち

島根=割子そば、めのは飯

京都=千枚漬け、しば漬け

長崎=皿うどん、大村ずし

高知=皿鉢料理

熊本=からしれんこん

沖縄=チャンプルー


祐菜「うう……。岩手のわんこそば、秋田のきりたんぽ、沖縄のチャンプルー、東京の深川飯くらいしかわからない……」

舞香「さすがに全部は多すぎるもんね。ぶっちゃけ、この辺は捨ててええんとちゃう?」

祐菜「ええっ、そういう事言っちゃいますか!?」

舞香「冗談や。さて、今回はやや長くなったから、終わりにしとこ。お疲れちゃーん!」

祐菜「お疲れ様でした!」


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2012/10/17 ドールデビュー!
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☆ブログ内の主な登場人物達
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・祐菜=ユナ
・祐音=ユネ
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撮影は2014/7/18よりNikon COOLPIX P100を使用。

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